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りぼん展に行ってきたので、夢中になった漫画作品『星の瞳のシルエット』について語ってみました。

250万乙女のバイブル『星の瞳のシルエット』について

どうも、あしたのひまわりです。
10月30日に京都の高島屋で開催中の特別展りぼん250万りぼんっ子大増刊号…、略してりぼん展に行ってきました。
前回のブログではりぼんっ子になったキッカケでもある『ときめきトゥナイト』について語ってみましたが、今回は私が大人になっても、りぼんをなかなか卒業する事が出来なかった原因でもあった『星の瞳のシルエット』について語っていきたいと思います。

『星の瞳のシルエット』は柊あおい先生原作の漫画でりぼんに1985年12月号から1989年5月号まで連載されました。
りぼんマスコットコミックスで言えば、全10巻。
『ときめきトゥナイト』のようにアニメ化されたわけでもなく、メディア展開と言えば作品をイメージしたアルバムがカセットテープで発売されたぐらいでしょうか?

ただ当時は凄い人気で、同時期に連載していた『ときめきトゥナイト』の人気を追い抜いて、毎月のようにりぼんの表紙や巻頭カラーを飾っていた記憶があります。

そして巻頭カラーのイラストには大きく『250万乙女のバイブル』とキャッチフレーズが表示されており、『星の瞳のシルエット』が、りぼんの売り上げを大きく増加させてくれた作品であった事をうかがわせてくれました。

多分に漏れず、私も『ときめきトゥナイト』の熱狂的ファンだったのですが、蘭世と真壁くんが両想いになって、いちゃつくようになった辺りから熱が冷めてしまい(笑)、りぼんを卒業しかかっていたのですが、入れ替わるように『星の瞳のシルエット』に夢中になってしまい、一人暮らしを始める年齢までりぼんっ子を卒業する事が出来ませんでした。

昔は香澄派だったけど…大人になってから読むと真理子派に?

当時の連載中は主人公の沢渡香澄(さわたり かすみ)に感情移入して、毎月ハラハラしながら読んでいたのですが、大人になってから改めて読み直すと、香澄のはっきりしない性格にイライラして、真理子の方が可愛く思えてきてしまうから何か不思議…。

両想いなのに、なかなか上手くいかない恋模様に当時はハラハラしながら夢中になって読んでました。

連載当時は同じ男の子を好きになってしまう主人公の親友というポジションの真理子は読者から凄い嫌われていました。
自己中心的なところはあるが、今読み返すと真理子って健気で一途で可愛らしいんですよね。
子供の頃に大好きだったキャンディキャンディのキャンディも大人になってから読み返すとイライザの気持ちがよく分かる(笑)
キャンディのような子がもし私の傍にいたら、たぶん苦手なタイプだったと思う…。
今読むとイライザが可愛く見えるんですよ、こんな事ってありませんか?

連載の途中で熱が冷めてしまった『ときめきトゥナイト』と違って『星の瞳のシルエット』は連載終了まで夢中になって読んだ作品でした。
りぼんマスコットコミックスで言うと全10巻で決して、長期連載と呼べる程の連載期間では無かったけれど、雑誌の進行と同じように物語は毎月毎月丁寧に進みましたね。
物語の中で、香澄が長かった髪の毛をボブカットに切るんだけど、少しづつ髪の毛が伸びて、また元の長さまで戻るまでの過程も丁寧に描いているんですよ。

透明感のあるカラーイラストが大好きでした。

主人公の香澄を含めて、キャラクターが皆魅力的でしたね。
人気も後押しして、大団円ともいえるようなハッピーエンドを描き切ることが出来たと思います。
後年、人気作品の宿命とも言うべき、『星の瞳のシルエット』の続編や番外編なども多数発表されました。
作画力は上がっている筈なのに、表現力も上がっている筈なのに、当時のりぼん連載中の時のあのキラキラした輝きはない。
たぶん、『星の瞳のシルエット』のキラキラした水晶のような星のかけらのような輝きは、あの当時の柊あおい先生にしか表現出来ない。
作品の中にポエムみたいな香澄のモノローグが度々出てくるのですが、あれもより作品を魅力的にしてくれていました。
あの当時に『星の瞳のシルエット』という作品を柊あおい先生が生み出して、私たちがそれに出合えた事は奇跡のようなモノだと思うのです。

りぼん展に『星の瞳のシルエット』を始め、柊あおい先生の作品がいっぱい展示中!!

今、開催中のりぼん展には柊あおい先生の『星の瞳のシルエット』を始め、『耳をすませば』や『銀色のハーモニー』などたくさん展示されています。

『星の瞳のシルエット』は人気ナンバーワンだった事もあり、付録もたくさん作られました。
りぼん展の為に描かれた描き下ろしイラストや、当時の設定資料やネームなど、貴重な資料や当時の付録などもたくさん展示されております。
それらは、いずれも写真撮影もOKなので、是非ファンの方は観に行って下さいね。

りぼん展の為に描かれた星の瞳のシルエットの描き下ろしイラスト
キャラの設定資料やネームなども展示されていました!!
星の瞳のシルエットは大人気だった為、付録もたくさん展示されていました。
当時の付録でノートは付録の主役で、人気作品の証でもありました!!

まとめ

今現在、『星の瞳のシルエット』の20年後の世界を描いた星屑セレナーデという漫画がマンガほっとで連載中です。
な、何と20年後の久住くんが登場します(笑)
女子大生の主人公が憧れる、ほうれい線のある素敵なおじさまになっています。
久住くんの事だから、何か間違いを起こす事はないと思いますが…、今後どうなふうに話が進んでいくのか興味があります。
コミックスも1巻発売中で、初回特典には『星の瞳のシルエット』の復刻シールが付いてるそうです。

私もさっそく読んでみましたが、久住くんだけでなく、大人になった香澄の親友、泉沙樹ちゃんも登場します。
沙樹ちゃんは、予想通り元気なシャキシャキしたおばさんになっていました。
今後も他のキャラたちが登場してくれるのでしょうか?

こうやって連載終了後も柊あおい先生にその後の物語を描かせてくれる『星の瞳のシルエット』は読者だけでなく、作者本人にも大きな影響を与えてくれた作品なのだと思います。

『星の瞳のシルエット』連載当時の乙女ちっくなキラキラした輝きや勢いは無いものの、今の柊あおい先生の漫画はストーリーや心理描写が巧みなので、 『星の瞳のシルエット』 のその後の物語が気になる方は是非読んでみて下さいね(⌒∇⌒)

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