体験談

テレビ番組に出演出来た筈なのに自ら断ってしまった昔々のお話。

どうも、あしたのひまわりです。

皆さんはテレビに出てみたいと今までに1回くらいは思った事はありませんか?
今の私なら『恥ずかしい!!とんでもない!!』と全力で拒否してしまうのですが、20代前半の頃にテレビに出れるチャンスが巡ってきた事がありました。

今回のブログはテレビに出れるチャンスを色々あって自ら断る事になってしまった昔々のお話です。

突然、テレビ局がやってきた!!

今から20年以上前、私は大阪市平野区にあるレディースマンションで一人暮らしをしておりました。

ある日の夜、マンションの管理人さんがやってきて、

管理人

今、外にテレビ局の人が来てるんだけど話を聞いてもらえないかな?

あしたのひまわり

えっ!?

外に出てみるとテレビ局の若い男性スタッフが2人。

テレビ局の人

今度テレビで若い女性の一人暮らしをテーマにした番組を放映する事になりました。
若い女性の一人暮らしって華やかなイメージがありますが、実際はそれだけじゃないと思うんですよ

あしたのひまわり

そうですね~

テレビ局の人

いきなりですが、お金が無い時とか何を食べています? 
さっきの人はご飯にキムチをかけて食べているって話されていましたが…

あしたのひまわり

ジャガイモを買って、茹でて塩振ったり、バター付けて食べています

テレビ局の人

何でジャガイモなの?

あしたのひまわり

安くて1袋にたくさん入っているからです

テレビ局の人

それ作ってるとこ、カメラの前で実演して見せてくれませんか?
あと、お部屋も見せてください!

あしたのひまわり

えっ!?

上記のようなやり取りの後、流されるままに自分の部屋に案内してしまう私…。

金目の物が無い!? 個性的過ぎた私の部屋

マンションの部屋は6畳(洋室)のワンルームの中に備え付けのベッドやテレビ、流し台が置かれている部屋で、とにかく狭かった!!

どれぐらい狭いかと言うと、ベッドと流し台が向かい合わせで配置されている為、ベッドの上から流し台の中に物をひょいと投げ入れられる距離であります。

身長のある人なら、ベッドに座ったまんま、流し台の下にある備え付けのミニ冷蔵庫のドアを足で開ける事も可能かもしれません。

そのぐらい、とにかく部屋が狭かったのだ!!

しかも狭いだけでなく、私の部屋はかなり個性的な部屋だった。
ベッドの頭側部分は本棚になっており、漫画がぎっしりと詰まっていた。
しかも、当時の私はあしたのジョーにハマっており、枕元の漫画本はあしたのジョー全巻、おれは鉄兵が全巻、ちばてつや作品集の数々…。

漫画に詳しい方なら理解出来るだろうが20年以上前の1990年代でも、この漫画のラインナップは大昔過ぎて若い女性が読む漫画では無い!!

そして、壁には当時ハマっていた漫画作品、BANANA FISHのカレンダーとアニメ聖闘士星矢のポスター。
家具はカラーボックス2個と衣装ケースのみ。そしてフライパンと鍋の取っ手は安物を購入した所為で根元からポッキリと取れているのを、そのまま使っていた。

この部屋が一番!!テレビ出演決定!?

テレビ局の人

うわぁ~この部屋良いですね!! 
金目の物が何にもありません。
値打ちがありそうなのはワープロだけだ!!
このフライパンと鍋は取っ手が取れているけど、どうやって使っているんですか? 
何人かの部屋を見せてもらったけど、この部屋が一番だ!! 
今度カメラを持って、再び訪問しますのでテレビに出てもらえませんか? 

あしたのひまわり

はあ…

いきなりの展開に私は拒否する事もなく返事をしてしまい、テレビ局の人は『後日連絡します』と言って名刺を置いて帰っていきました。

テレビ出演が決まり、浮かれまくる私!!

テレビ局の人が帰った後、じわじわと『関西ローカルとは言え、テレビに出れるんだ~』と実感が湧いてきて、横浜の友人に『今度、テレビに出るんだ~』と電話をしたり、『テレビに出るんだから髪の毛を綺麗にしとかなきゃ』と、金欠なのに無理して美容院に行ったりと、私はかなり浮かれておりました!!


何か特技があるならともかく、私のように何の取り柄も無い奴がテレビに出れるチャンスなんて犯罪や事故を除けば、ありえないですからね!!

自分がテレビに出た番組をビデオに録画して友人に送る約束までしてました(笑)

泣く泣く、テレビ出演辞退…。

テレビに出る気満々だった私のもとへマンションの管理人さんが再び訪ねてきました。

管理人

申し訳ないんだけど、テレビ局に電話して断ってくれないかな? 
あの番組は出演者をこき下ろす番組なんで、テレビに出たらこのマンションに入居する人がいなくなってしまう!!

あしたのひまわり

そ…そんなぁ!!

私的には人生で最初で最後であろうテレビ出演のチャンスだったので、凄く残念で仕方が無かったが、いつも朝起きれない私をモーニングコールで起こしてくれた恩のある管理人さんからの頼みだったので、泣く泣くテレビ局に電話してお断りを入れました。

あれから20年以上の時が経ち、今のところテレビに出れるチャンスはあれっきりしかありませんでした。
年も取ったし、好奇心より羞恥心の方が勝っている今は、仮に『テレビに出て下さい』と言われても全力で断ると思います!!

あしたのひまわり

でも、やっぱりテレビに出てみたかったよ~

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